棒針編みが苦手な私

小学校4年生だか5年生だか、クラスの子がマフラーを編んでいて、いいなぁと思ったのがキッカケで棒針にチャレンジすることになった。

マフラーは使わないな…と思って、ミトンを編みたいと思ってしまった。今考えるとダメなのは分かるけど、小学生だった私は簡単<作りたいものだったので、母におしえてもらいながらミトンを棒針で編むことにした。

もちろん当時は頑張って編んだけれど、どのくらいの力加減で編む、とか、一段編んだら間違えてないか確認する、とか、何も考えなかった。

緩く編むなんて考えが一切ないから棒針にギチギチにして編んでとても小さい仕上がりに。編んだところを確認せずに先に進んで、メリヤス編みの中になぜか裏目が1つだけ混じってるのを完成してから発見。親指部分の付け方が間違っていたのか何なのか、親指の付け根部分がきつい。メリヤスはぎが分からず、母に教えてもらって先っぽが変な閉じ方になった。

片手だけ何とか完成したけど、イヤになっちゃって。

それから時を経て大学生、服飾系を勉強していたのでニットという授業があった。やめとけばいいのにその授業を受けることに。ミトンの課題。ゲージを取るところから始めたはずなのに、手加減がわるかったんだろう、またギチギチに編んでしまった。

初めてミトンを編んだ小学生の頃から10年も経っているのにほぼ何も変わっていない!また心が折れる。提出は片方だったから、もう片方は当たり前のように作らないまま終える。

この縄編みのミトンの後に生命の木のミトンも編んでこちらは幾分かまともに仕上がった。

こちらも提出は片方で、もう片方は半分くらい編んだところでイヤになってしまった。

棒針で編んだもので普段に使える物って完成した試しがない。

そこから十数年…棒針でちゃんと編めるようになりたくて、また始めた。今度は挫折しないように。フェリシモのクチュリエのキット。

ゆっくりだけど、昔よりは上手になったかな。

でもまだまだ。棒針で作ったものも普段使いたいし、できればセーターも編んでみたい。

あんなに下手だったのにセーターを編むほどになるのか?でも目標があることは良いこと。そのために練習練習の日々。

それにしても現代は良いな。YouTubeで動画を見て確認しながら編めるし、ネットに有用な情報がたくさんある。編むときのコツとか調べられるからね。学生時代にあったら最高だったのに。

棒針修業は続く…

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